起動時のプログラムの実行

  ファイル/etc/rc.d/rc.localスクリプトは、起動時にinitで実行したり、他のすべてのインストールが完了した後に実行したり、また、実行レベルを変更するたびに実行されます。ここに、さらに初期化コマンドを追加できます。たとえば、追加デーモンを起動したり、プリンタを初期化できます。

  また、シリアルポートの設定を必要とする場合、/etc/rc.serialを作成、編集すると、このファイルが起動時に自動的に実行されます。このスクリプトは、多数のsetserialコマンドを実行して特にシステムのシリアルポートを設定できます。詳細については、setserialマニュアルページを参照してください。

  デフォルトの/etc/rc.d/rc.localでは、単にカーネルバージョンとマシンタイプでログインバナーが作成されるだけです。