ポートの割り当てについて
サービスパネルには 2 つのセクションがあります。上部のサービスプロセッサパネルと、下部の入出力パネルです。サービスパネルは次の接続を提供します。
- モデム接続
- 管理用のローカルエリアネットワーク (LAN) 接続
- シリアルポート
- データホスト、ストレージ、外部ストレージデバイス、および Sun StorEdge 6920 システムのそれぞれの接続用のファイバチャネルポート (FC)
- ワイドエリアネットワーク (WAN) を通じてシステム間でボリュームデータを複製する場合に、リモート Sun StorEdge 6920 システムとの接続に使用する Gigabit Ethernet ポート
- 拡張キャビネットの管理用の電源接続
- データサービスプラットフォーム (DSP) の管理インタフェースカード (MIC) に接続するための、拡張キャビネットの AUX ポート用の Ethernet 接続と FC 接続 (MIC により管理インタフェースのフェールオーバーが提供されます)
指針として、データホストとの接続には左端の 4 つの FC ポート 1 から 4 を使用し、システム内のアレイとの接続には右端の 4 つのポート 5 から 8 を使用します。ただし、アレイ数によって異なりますが、ポートは必要に応じて割り当てることができます。
たとえば、ユーザーのサイトで、ストレージリソースカード (SRC) セットに接続している単一キャビネットシステム内のアレイの数が 4 つより少ない場合は、未使用のストレージポートを使用して 4 つより多くのホストに接続できますが、次の制限を受けます。
- 各 SRC セットに直接接続可能なホストの合計数は、各ホストのイニシエータ数とアレイ数によって制限されます。搭載されている数の SRC セットがサポートする最大数を超えるイニシエータを接続する必要がある場合は、フロントエンドスイッチを追加し、ポートをシステム外のスイッチに接続する必要があります。
- 拡張キャビネットに搭載可能なアレイ数とアレイ構成は、ベースキャビネットのアレイ数とアレイ構成、およびホストに割り当てられている FC ポート数によって制限されます。
関連項目