整合性グループでの複製セットの組み合わせ
多数の複製セットがすでに作成してあり、それらを整合性グループに入れることが決まっている場合は、次の手順例の説明を参考にして手順を進めてください。この例では、複製セット A と複製セット B は既存の独立した複製セットであるとします。一次ピアと二次ピアの両方で以下の手順に従ってください。
- 一時ボリュームを作成するか、同じストレージドメイン内の未使用のボリュームを複製セット A および B として扱います。
- リモートピアの WWN (ワールドワイドネーム) を決めます。
- この情報は一方の複製セットの詳細ページに表示されます。
- 複製セット C を作成します。「複製セットの作成」ウィザードで、次の手順に従います。
- 複製セットの作成元となる一時ボリュームまたは未使用ボリュームを選択します。
- 「複製ピアの WWN」フィールドで、リモートシステムの WWN を入力します。
- 「リモートボリュームの WWN」フィールドで、すべて 0 を入力します。
- 整合性グループ G を作成します。
- 注 : この時点では、リモートピア上に相補的な複製セットを作成する必要はありません。
- 複製セット A の詳細ページで、「グループに追加」をクリックしてこの複製セットを整合性グループ G に追加します。
- 複製セット B の詳細ページで、「グループに追加」をクリックしてこの複製セットを整合性グループ G に追加します。
- 複製セット C の詳細ページで、「削除」をクリックしてこの複製セットを整合性グループ G から削除します。
複製セット A と複製セット B は独立したものではなくなり、整合性グループに属すようになりました。
関連項目