ミラーコンポーネントの強制的切断
ミラーコンポーネントのデータが (火災などの災害の際に) 損傷を受け、データの完全性が失われた場合は、実行済みの再同期化の比率に関係なくミラーコンポーネントの切断を強制的に行い、ミラーのデータの完全性を保護することができます。切断操作を行った場合と同様に、強制切断を実施したミラーコンポーネントはシステム内のスタンドアロンボリュームになりますが、そのデータの状態は機能縮退となり、再同期化中のミラーからの削除後はアクセス不能になります。
ミラーコンポーネントの強制切断操作を実行する手順は、以下のとおりです。
- 「Sun StorEdge 6920 Configuration Service」>「論理ストレージ」>「ボリューム」をクリックします。
- 「ボリュームの概要」ページが表示されます。
- 強制切断するコンポーネントが含まれているミラーの一部であるミラー化ボリュームを選択します。
- 「ミラー化ボリュームの詳細」ページが表示されます。
- ページの「ミラー」セクションで、ミラーから恒久的に切断するミラーコンポーネントを選択します。
- 「ミラーコンポーネントの詳細」ページが表示されます。
- 「強制切断」をクリックします。
- 確認メッセージ、および選択したコンポーネントの「ボリュームの詳細」ページが表示されます。「ボリュームの概要」ページに、切断されたミラーコンポーネントが、独立したシステムのスタンドアロンボリュームとして表示されます。
関連項目