機能: | システム情報またはシステム値の取得及び設定を行います。 | ||
構文: | rc = ArxQuerySysInfo( num , rad ) | ||
rc = ArxQuerySysValue( num , rad ) | |||
rc = ArxSetSysValue( num , val , update ) | |||
num | ··· | システム変数ID、システム値ID | |
rad | ··· | 戻り値の形式(省略可) | |
val | ··· | システム値に設定する数値 | |
update | ··· | システム値の変更を通知するフラグ(省略可) |
「ID」には、それぞれ DOS/PM-API の DosQuerySysInfo()、WinQuerySysValue()、WinSetSysValue() で指定する引数と同じ値(または、シンボルの頭部(QSV_,SV_)を除いた文字列)を指定します。
「戻り値の形式」には、戻り値に16進数を希望する場合に「HEX」を指定します。
その文字列の中に 「H」の字が含まれているかどうかで、
「戻り値の形式」を何れにするかを決めるので、先頭の1字以外は省略可能です。
(省略時は10進数)
「システム値の変更を通知するフラグ」には、システム値の変更を、デスクトップ上の全てのウィンドウに通知する場合に「UPDATE」を指定します。その文字列の中に 「U」の字が含まれているかどうかで、フラグ指定の有無を判断しますので、先頭の1字以外は省略可能です。
関数が正常に終了すると、それぞれ DosQuerySysInfo()、WinQuerySysValue()、WinSetSysValue() の API の戻り値をそのまま返します。
これらの関数は、PM アプリケーション開発に精通されている方以外は、使用しないで下さい。
例: | ||
rc = ArxQuerySysInfo('MS_COUNT','Hex') | ||
/* システム起動後の経過時間を16進数で取得 */ | ||
rc = ArxQuerySysValue('INSERTMODE') | ||
/* 入力フィールドが挿入モードかどうかを確認 */ | ||
rc = ArxSetSysValue('CYSIZEBORDER', | ||
,ArxQuerySysValue('CYSIZEBORDER')*2,'UPDATE') | ||
/* サイズ変更可フレームの縦の幅を2倍にして、すぐに全てのウィンドウに反映させる */ |