サンプルの解説

サンプルのスクリプトファイル一覧


CLICK.CMD

機能:  引数で指定されたマウスボタンのクリック動作を行います。

引数:  マウスボタン番号(1-3)。

備考:  例えば、「キー操作拡張:REXXマクロ」の機能に割り当てれば、 任意のキー操作でマウスボタンのクリック動作を行えます。

ENTERKEY.CMD

機能:  このスクリプトを呼び出したキー操作を、「Enter のキーの押し下げ」に置き換えます。

引数:  無し。

備考:  「キー操作拡張:REXXマクロ」の機能に割り当てて使用します。

TOFOCUS.CMD

機能:  フォーカスウィンドウの真上に、マウスカーソルを移動させます。

引数:  無し。

備考:  無し。

PTRMOVE.CMD

機能:  引数で指定された方向へ、マウスカーソルを移動させます。

引数:  方向に対応したキャラクタ(上='U',下='D',左='L',右='R')。
 および、移動幅の数値。
(引数の区切りには、空白文字を用いる)

 移動幅の省略時値は 1 。また、移動幅に 0 未満の値を指定すると、画面端まで移動します。

備考:  無し。

SYSMENU.CMD

機能:  システムメニューアイコンを模擬的にクリックし、システムメニューをポップアップさせます。

引数:  無し。

備考:  無し。

PRESSMAX.CMD

機能:  ウィンドウの横幅を左右から32ピクセルずつ縮小します。

引数:  無し。

備考:  「ウィンドウ制御:REXXマクロ」の機能の「WM_MINMAXFRAME(MAX)」に割り当てて使用すると、 ウィンドウの最大化の位置及びサイズを制限できます。

WPSETUP.CMD

機能:  Workplace オブジェクトに対して、セットアップストリングを送付します。

引数:  オブジェクトID、セットアップストリング(複数指定可)。
 なお、引数の区切りは、空白で挟んだカンマ記号 ' , ' を用います。

備考:  例えば、「キー操作拡張:REXXマクロ」の機能に割り当てれば、 任意のキー操作で Workplace オブジェクトのオープン等が行えます。

QRYSHUTD.CMD

機能:  デスクトップまたはワープセンター及びそのプルダウンメニューにフォーカスが当たっている時、 「OS/2の終了」のダイアログ・ウィンドウを表示します。

引数:  無し。

備考:  「キー操作拡張:REXXマクロ」の機能に割り当てて使用します。
 「Alt+F4」のキー操作にこのマクロを割り当てると、シャットダウンの操作が Windows 互換になります(?)。

Alt+F4」のキー操作は、本来は PM にて「クローズ」の操作に使用されているため、 割り当てても ALWALTFX が上手くキー入力を拾えない事があります。

ALEXTSRT.CMD

機能:  フォルダ上での「分類.名前」の操作を、「分類.拡張子」に置換します。

引数:  無し。

備考:  「ウィンドウ制御:REXXマクロ」の機能の「WM_COMMAND」に割り当てて使用します。
 割り当てると、副作用で、普通の「分類.名前」が行えなくなってしまうので注意。

CENTERMP.CMD

機能:  他のセッションから ALWALTFX の REXX 関数を呼び出すサンプルです。
 画面の解像度及びマウスボタン状態を取得し、マウスボタンが押し下げられていない場合のみ、 画面の中央へマウスポインタを移動します。

引数:  無し。

備考:  無し。

CLOSE.CMD

機能:  他のセッションから ALWALTFX の REXX 関数を呼び出すサンプルです。
 指定された名前を持つフォルダが開いていれば、閉じます。

引数:  フォルダ名
(大小文字区別無し)
(タイトルバーの末尾の「- Icon view」等の表記は含まない)

備考:  先んじて ALWALTFX を実行させておく必要があります。

AAFXSUSP.CMD

機能:  他のセッションから ALWALTFX の REXX 関数を呼び出すサンプルです。
 ALWALTFX の「全機能休止」のチェックの ON/OFF を切り替えます。

引数:  無し。

備考:  ALWALTFX の「全機能休止」のチェックボックス・ウィンドウを、直接制御しています。

TASKSW.CMD

機能:  「タスクスイッチャ置換」の機能のタスクスイッチャを表示します。

引数:  無し。

備考:  ALWALTFX のメイン・ウィンドウに直接メッセージを送る事で、内部機能を直接制御しています。いわゆる「裏技」ですね。:-)
 もちろん、ALWALTFX が実行中であり、且つ「タスクスイッチャ置換」の機能がオンになっていないと、正常に動作しません。

 因みに、これで(無理矢理)表示させたタスクスイッチャは、キーを離しても自動的に非表示になりませんので、注意して下さい。
Alt+SPACE 等の取り消し操作を、明示的に行う必要がある)

MENUSPY.CMD

機能:  作業用メモリ関数を用いたサンプルです。
 メニュー・ウィンドウにフォーカスが当たっている時に、その項目の情報を列挙します。

引数:  無し。

備考:  例えば「キー操作拡張:REXXマクロ」の機能に割り当てて使用します。
(結果は「出力モニタ」のウィンドウにて表示される)
 メニュー項目のIDが解れば、ArxSysCommand の関数を用いて、 そのメニュー項目を選択したのと同等の効果を及ぼす REXX マクロを作る際のヒントになるでしょう。

WINLKMA.CMD

機能:  VIOウィンドウのマウス・アクションを、MS-Windows 互換にします。
 具体的には、ボタン2クリック操作を、「コピー」と「ペースト」の両方の操作に使用するようにします。
(範囲選択が行われていれば「コピー」。そうでなければ「ペースト」)
 「マウス操作拡張:REXXマクロ」機能の、「ボタン2 シングルクリック」に割り当てて使用します。

引数:  無し。

備考:  このスクリプトを「ボタン2 シングルクリック」に割り当てると、当然ながら本来の用途である、ポップアップメニュー表示ができなくなります。
 ポップアップメニューを表示したい場合は、Shift+クリック操作などで代用して下さい。

 なお、この機能を効果的に使うためには、「システム設定 → システム」のプロパティーの、 「ユーザーインターフェース」のページの、「VIOマウス・アクション」を有効にしておきましょう。


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