パネル全体の設定

パネルの動作についての設定を行うには、 メインメニュー からパネル->全体 の設定と選択してください。

これにより、パネル全体の設定ダイアログ(この ダイアログは、GNOMEコントロールセンター の一部です。)が表示されます。このダイアログでは、全 てのパネルが共有している多くの設定を操作す ることができます。

パネル全体の設定ダイアログには、以下の5つ のタブがあります: アニメーション, ボタン, パネルオブジェクト, メニュー その他。以降では、 それぞれのタブについて説明します。

アニメーションタブ

ボタンタブ

この部分では、各種ボタンの見た目を設定することができます: ランチャ ボタン・メニューボタン・引き出しボタン・特殊ボタン(ログアウトボタンロックボタン)

このタブには、全種類のボタン同時に影響する3つのオプションもあります。

パネルオブジェクト

このタブには、パネルの配置や移動に関する オプションがあります。

メニュータブ

このタブでは、パネルメニューの見た目を決 めるオプションを設定することができます。

その他タブ

その他タブには、他のタブへは分類できない振る 舞いについてのオプションがあります。

このタブでも、いくつかの全体的なキーバインドを設定することができます。Global MenuRun Programダイ アログを呼び出すためにキーバインドを定義することができます。(これ らの標準キーバインドはそれぞれ、 Alt+F1 and Alt+F2 です。 )これらのキーバインドを変更するためには、ポップダウンリストから選 択するか、もしくはGrab key…ボタンを 押してから希望するキーを入力してください。

Noteメニューとウィンドウズキーの利用
 

キーバインドのために、特別なMenuキーと Windowsキーが使えるようになっていなければな りません。これらのキーの仕様に問題がある場合、最もありうる原 因に、X サーバの設定が正しくないことが挙げられます。インストー ル時に選択したキーボードの種類が実際のキーボードに合致してい ないとか。このXF86Configという名前の設 定ファイルは、大抵/etcディレクトリもしくは /etc/X11ディレクトリ にあります。適当なテキストエディタで開いて(ワープロを使わな いように!) XkbModelという文字のある行を 探してください。その部分を以下のように変更しましょう。

              XkbModel "pc104"
	  
これを行うには root (システム管理者) でなければなりません。 さあ、GNOMEを抜けて、Ctrl-Alt-Backspace を同時に押して X サーバを再起動させましょう。

WarningXF86Configを編集する際は注意しましょう
 

XF86Configファイルの編集を失敗すると、X でキーボードや画面を使うことができなくなります。このファイルを 編集する前に、ファイルのバックアップをとっておいて、さらに X もしくは GNOME 無し(例えば、ターミナルから)でバックアップファ イルから復元する手段を知っておくべきでしょう。どうやればいいの かわからない人は、このファイルを編集しては行けません。